オイルは酸化したり、劣化したりするといった話を聞くと、食用オイルの使い方について、一度考え直さないといけないような気になるかもしれません。
食用オイルは賢く使えば健康的な素材になりますが、場合によっては健康を害するものにもなります。
特に活性酸素には気をつけないといけません。食用オイルと活性酸素の関係についてまとめました。
活性酸素とは?
先に活性酸素について簡単に説明しておきたいと思います。活性酸素とは、今話題の抗酸化作用とよくセットで出てくる言葉です。簡単に言えば活性酸素は、ものを酸化させる力の強い酸素です。
活性酸素は殺菌力が強いので、適量存在している分には役に立つ物質です。しかし量が多くなってしまうと、自分自身を攻撃するという性質があります。
これによって、がんや心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化などが引き起こされると指摘されています。また老化の原因としても注目されています。抗酸化作用とはその活性酸素に抵抗する作用のことです。よくアンチエイジング効果と結び付けられます。
食用オイルと活性酸素
では食用オイルと活性酸素はどんな関係があるでしょうか。食用オイルはオメガ6やオメガ3のように酸化しやすいものと、飽和脂肪酸やオメガ9のようにしにくいものとがありますが、酸化の原因となるのが活性酸素です。
光や熱や空気によってオイルの酸化は促進してしまいます。人間と同じように食用オイルも活性酸素の「攻撃」を受けてしまうわけです。
そのため、劣化している油を摂取してしまうと、過酸化脂質というやっかいな物質が身体に発生します。この過酸化脂質は動脈硬化を促すものです。
食用オイルの劣化を調べて対策する
食用オイルは劣化するとその特徴を垣間見せます。例えば色が濃くなってきたり、粘りが出てきたり、いかにも油臭いという感じになったり、低温で煙が出たりといった現象が表れます。
このような状態になった場合、そのオイルは劣化している可能性が大です。そういうオイルを何度も使い回したりしないようにしましょう。
またまだ1回しか使っていないような新しめのオイルを保存する時は、空気や光にふれないようにふたを閉めたり暗い場所に置いたりします。また温度が高い所にも置かないように涼しめの場所に保管します。
まとめ
私たちの身体と同様、食用オイルも活性酸素の影響で酸化します。酸化したオイルを過剰に摂取していると過酸化脂質の発生を招き、身体の不調につながる危険性があります。
そのためオイルの劣化具合をよくチェックして、怪しければ新しいオイルを使うようにしましょう。


